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石木ダム県民ネットワークは設立1周年に合わせて、「会員のつどい」を開催しました。

長崎市は9月13日、佐世保市は10月3日に開催。


設立1周年を機に長崎市で「会員のつどい」を開催しました。 これからも諦めずにみんなで一歩一歩確かめながら進んでいくための準備の会になりました。



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数か月前から計画しておりました「長崎県の令和2 年度当初予算に含まれる石木ダム本体工事費約8 億円および佐世保市の石木ダム建設事業継続が妥当とする再評価報告書に対する抗議文」の提出ですが、この度長崎県知事・佐世保市長宛に提出をいたしました。


抗議文にご賛同くださった団体の皆様に感謝申し上げます。



7月8日は長崎県庁、7月15日は佐世保市

という日時で提出しました。


詳細は長崎新聞にて報道されておりますので

当該記事ご参照ください。


●7月8日 長崎県庁での抗議文提出

(長崎新聞7/9付記事)

●7月15日 佐世保市での抗議文提出

(長崎新聞7/16付記事)




提出した抗議文PDFを掲載しておりますので

ぜひご覧くださいませ。



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 石木ダム・強制収用を許さない県民ネットワーク 事務局です。当ネットワークで提出予定の長崎県知事と佐世保市長に対する抗議文について現状を共有させていただきます。

 今日までに計64団体から賛同表明を頂いていますが、提出日がまだ決められません。大変申し訳ありません。

 今回の抗議は、抗議文に掲げたタイトルとは別に、目的が2つあります。第一に、石木ダム問題に対してさまざまな立場から声をあげてくださる方々の声を行政側に確実に届けること。第二に、これまで直接つながりのなかった人々が出会い、共通の課題を見出だし、連携して一歩を踏み出すことです。

 その一歩がなかなか実行に移せない直接の理由は、コロナ禍の影響により、行政側と対話をするための時間調整が難しい状況が続いていることです。ただ、私たちが決して焦らず、事の本質を見失うことなく、丁寧に進めたいというのも理由の一つです。

 石木ダム・強制収用を許さない県民ネットワークは、いつでも誰でも参加できる場を準備すること、つまり、誰もが石木ダム問題を、今の自分が直面している現実と地続きのものとして捉えられるような、情報や行動の機会を提供することを基本として、昨年夏に発足しました。

 半世紀も前から続く問題に対して長年に渡って継続されてきた運動をさらに拡げ、石木ダム建設中止に向けた解決の糸口を見つけることが主たる目的です。

 現地の状況は切迫しており、ダム建設事業は一刻も早く見直す必要があります。しかし、そのための近道は果たしてあるでしょうか。

 これまでも、地元こうばる地区住民の方々はもちろん、たくさんの市民がそれぞれの方法で取り組み続けてきたのにもかかわらず、この「公共事業」は止まらないのです。

 原因は、市民の声に耳を傾ける姿勢も、公正な判断を下す勇気も発揮できない行政側にあります。

 それでもなお私たちは、そんな行政とも向き合い、行政と市民とのまっとうな関係性をつくり直す必要があります。遠回りに思えても、根気強く、丁寧に、想像力を駆使して、人間同士のやり取りを諦めずに続けていかなければならないと思っています。なぜなら、すべては人間のやっていることだからです。

 ひとりでも多くの人が、世代の違い、地域の違い、立場の違い、思想の違いを認め合ってこの問題に関わっていくことで、これまでとは違う局面を生み出すことは可能だと信じています。

 これからも、できるだけ多様な参加のかたちを提案していきたいと思います。

 抗議文提出の日程決定まで今しばらくお待ちください。

 長くなりましたが、どうか引き続きよろしくお願いいたします。



 石木ダム・強制収用を許さない県民ネットワーク 事務局

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